】小上がりのある家

既存建物の古い部分を取り壊し、残った建物を耐震補強し、さらに、一部増築するという、なかなかの計画で、完成した住まいです。
しかも、準防火地域のため、確認申請を提出して改修しています。
また耐震改修は、補助金120万円を利用しています。
準防火地域の増築を伴う改修は、防火の法規に合わせるために、外壁・軒裏・外壁の窓等をなおす必要があり、規制の無い地域に比べコストがかかります。
時間がかかりましたが、完了検査も無事とおり、完成にこぎつけました!
コスト削減とメンテナンスの練習を兼ねて、施主さんが仕上げのオイルを塗っています。

  • リノベーションをしたリビングは、
    年配のお父様のために、床座の感じを取り入れた小上がりを作り腰掛けても使えるよう計画しました。

    部屋の中ほどにある床から天井への木製のバーは、腰掛けたり立ち上がる時の安全を考え設置しています。

    用を満たすだけでなく 空間のアクセントにもなっているでしょうか。

  • 構 造
  • 木造2階建て(在来軸組構法)1962年建築
  • 延床面積
  • 約132㎡
  • 設計期間
  • 10か月
  • 工事期間
  • 6か月
© 2018 空間工房 服部