2017年06月27日


合板に穴があくとき

耐震補強工事は、終盤に差し掛かっています。
仕上げの壁や天井を張る前に、電気の配線工事をしています。

天井を張ると見えなくなりますが、丸太の梁が入っています。
伊勢湾台風で、山の木が倒れ、その時のものを使って建てたと聞いていますが、
この丸太もその時のものなのでしょうか。

屋根を軽い屋根に葺き替えた時、野地板から替えました。
(野地板:屋根の部分に写っている合板です)
ここで、水平構面の耐力をとっています。

予算の都合からか,
屋根を軽い葺き替えても野地板はそのままというケースが多いようですが、
設計者としては、せっかく屋根を触るなら、ここまで出来るとよいと思います。
合板が結露などで傷まないようにしておく注意は、当然しながらです

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