2024年01月19日

 

東海市の建築設計事務所 空間工房 服部です。
主に、木造住宅の新築、リノベーション、
耐震・断熱などの性能UPを兼ねたリフォームの
設計監理の仕事と
庭づくりや家具など小さな工事の仕事をしています。
お客様から、直接依頼を頂くことが多い設計事務所です。
住宅専門の設計事務所の日々をお伝えしています。






豊田の家 リノベーション工事の金物検査に行ってきました。

元旦の能登半島地震の揺れで被害がないかを

工務店さんが
1月2日に見に行ってくれました。

大丈夫との報告を受けていましたが、私も
ますは、その確認を。


筋交いは付いていたものの他の壁がない状態で心配でしたが、
問題なくてよかったです。



弊社の金物検査は 毎回、全数です。(結構、時間がかかる・・・)

数カ所、未施工部分がありましたので、そこを取り付けてもらい、

設計で計算にいれていた既存の筋交いが
柱と離れていて、これは耐力をカウントできないな・・・ということで
設計変更。

これだけの個所数を、ほぼ完ぺきに施工してくださっているのは、
素晴らしい!

アンカーボルトや継手金物の確認もして
検査終了です。


設計事務所が工事監理に入ると
柱金物や耐力壁など、
工務店とのダブルチェックになります。

チェックか箇所が多く、
現場ごとに判断を求められるリノベーションで
きちんとした仕事をしていくには
丁寧な監理業務が大切だと思い、実践しています。




今回は、平成元年建築の建物なので、
よく事務所で行っている旧耐震のものと比べると
やはり耐力壁や金物の施工状況はよいです。
筋交いも45*105のものが普通に入っています。






1階は解体して、ほぼスケルトン(柱と梁だけの状態)です。
補強壁を増やして、耐力を上げています。








柱の欠けになっているところに埋木をしています。




外壁の解体が終わり、雨漏りをした後があったところの屋根を確認。
カバー工法の納まりは、ちょっと無理があるな~と思いました。
今回は外壁をやり替えますので、今までより、うんと雨仕舞もよくなります。



次回は、耐力壁の確認に行く予定です!


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ご相談は無料です。







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