こんにちは、空間工房 服部代表の服部です。
性能向上リフォームという言葉を聞かれたことはありますか?

よく耳にする「リフォーム」は
お風呂の取替や壁クロスの張替など、
表面をきれいにするケースだと思います。
一方、
耐震性能や断熱性能を上げるリフォームを
性能向上リフォームといいます。(最近出てきた言葉です)
地震への備えから、
耐震性能を上げる
断熱性能をあげて
冬かく、夏涼しい家にする
このようなリフォームを性能向上リフォームといいます。
「性能向上」とは、
数字で、見える化をすること。
計算をして、実際に
「どのくらい安全になるか」
「どのくらい温かい家になるか」
を数字で確認したうえで、
費用を出して進めていきます。
この性能改善型リフォームは、
工事後にどのくらい現況が変わるかを設計できる会社に頼むことが大切です。
愛知県の耐震診断員として20年ちかく活動してきた中で、
「なんちゃって」の耐震補強をいくつかみてきました。工事を頼まれる時は、「計算書」出してもらえるかどうか、聞いてみてください
今まで、耐震補強といえば、
旧耐震(昭和56年以前の多恵もの)の木造住宅がほとんどでしたが
最近は、
新耐震(昭和56年以降)の木造住宅のリフォームも増えてきました。
新耐震の建物でも、耐震性をあげることは可能です。

性能を改善するのに、
壁・天井をはがしたりしますので、
一緒に
断熱性能・気密性能もあげていきます。
断熱性能の良い家に住んでいる人の方が、
「健康寿命が長い」と聞いたことはありませんか?
健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のことです。
温かい家だとヒートショックなどのリスクが減るほか、家の中でも活動的に動けます。
お布団から出るとき、トイレに行くとき、台所にお茶を取りに行くとき、そんな行動が寒さでなかなか動けないということが減ります。
寒さを我慢することは健康にとって良くありません。

スマートウェルネス住宅推進調査委員会資料より
温暖地の都府県ほど居間平均室温が低いですね。
温暖地の方は多少の寒さは我慢してしまうのでしょう。
それが、結果として、健康によくない・・・・
是非
家をなおすときが、建物の性能を上げるチャンスということを
頭の片隅にいれておいてください!
ここまで、家の性能のお話をしてきました。
性能は、安全で健康に暮らしていくために大切です。
でも、
住まいって、性能だけではないな~と、思っています。
日々の中のちょっとした幸せを
感じられる住空間であることが
性能とおなじくらい大事だと思っています。
光や風をうまく暮らしに取り込み、
肌に触れる素材を無垢材で仕上げて、
機械設備に頼りすぎず、
住む人の心が温かくなるような場所があり
街並みにもきれいに溶け込み、
地球環境への負荷が小さくなるような住まい
を作っていきたいと考えています。
そのために、人が関わってつくることは一つのポイントだと思います。
それぞれのプロが丁寧に
住まう人のことを考えて
造り上げていく家・・・昨今の状況ではなかなか難しいことも多いですが
こんな家に暮らせたら、幸せだろうなとも思います。
そして造り上げた家を大事に長く使ってもらえたら、
作り手側もとても嬉しい!
そんな家づくりを目指している建築設計事務所 空間工房 服部です。
目指す家に近づけるよう、工事も請け負える体制も整えました!
性能向上リノベーションについて
もう少し詳しく知りたいと思われた方、
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電話 0562-32-3002
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