2015年08月25日



 

増築部分のある住まいの耐震改修をしています。


増築した時は、耐震についてまったく考えなかったのだろうな~という現場は、
多々あります。


増築されている住まいを診断するときは、

「増築部分と元の部分は一体化してるか?」
「見かけは一体でも、構造は別物か?」をみます。

増築のある建物の耐震改修の難易度は、

①「完全に分けて建てられている。」
これは、比較的、改修しやすいパターン。


②「完全にひとつの建物として増築してある。」
こちらも、なんとか。



③「増築部分が、もとの外壁一辺を取り払って、ブロック基礎でつくられている」
さあ、どうしよう? 出来る?


③のタイプの改修は、今までのところ依頼されたことはありませんが、
耐震診断では、いくつか出会っております。


防火の指定のない地域は、10㎡までは、
確認申請を出さずに増築できますから、
小さな増築だからと安易に考えず、
構造のことを考えて工事にとりかかってもらいたいと思います。


建物の改修設計が出来るところへ
相談すれば、間違いありません。

空間工房服部では、耐震改修の相談も受け付けています。

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