2020年03月01日

知多の家の 床下点検口

2階建て→平屋へのリノベーション

杉の床板が張られ、床下点検口がつくられました。

床下点検口は、暮らしの邪魔にならないようなところで、

点検しやすい位置に計画するようにしています。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は IMG_3146.jpg です

今回は、洗面室のチェストを置く予定の下に、床下点検口を取り付け。

せっかくの杉板なので、

既製品の床下点検口は使わず、

大工さんの手作りです。

今回は、点検口の一部が、チェストから、はみ出してしまうので、

■フローリングと一体になって、目立たないようにしたい

■私でも、開けて確認できるようにしてほしい

■出来るだけ、木が膨らんだ場合でも開けられると有難い

イメージ&希望をお伝えして、大工さんに依頼。

出来上がりました!

床の断熱材を落とさないための仕掛けが、ユニーク!

矢印マーク付き♪

矢印にバーを回すと

床下に潜りやすいよう全面が開口に~

断熱材をはめ込むとこんな感じ。

断熱材に弾力性があるので

これで落ちません。

蓋をするとこんな感じです。

写真の奥(プラスターボードの壁側)に

チェストを置きます。

家具の下になる側(写真奥)から

外せるように工夫されています。

家具を置くと見えなくなる側の隙間が広くなっていますので、

マイナスドライバーを入れて持ち上げます。

さらに蓋が斜めにカットされていて

外しやすくなっています。

木は、膨らんだり、縮んだりするので

開けにくくなる可能性を考慮して

このような形にしてくださいました。

余計なものがなく、

シンプルで必要な時には使えて(必要にならないほうが良いのですが)

目立たない

床下点検口、完成です。

© 2018 空間工房 服部