2020年06月11日

耐震改修は、

すべての部屋を触ったわけではないので、

改修する部分で出来る範囲のことを行いました。


①2階の隅柱の直下に、1階の柱がない所があり、柱を新設。

(正面中心の柱・塗装しています)

屋根に土がのった非常に重い建物で、
壁が少ない建物なので、ここは、最優先に。

 


②柱と差鴨居で構成された
壁がほとんどない形で、
耐力壁がかなり不足していたため、補強壁を新設。

部屋の仕切りには、
もともと4本の襖・障子が入っていました。
両側2枚は常に動かない状態ですよね。
その動かない2枚のところを補強壁にしました。
動く2枚の襖は、

新設した補強壁のところに引き込めるように設計しましたので、
開口になる大きさは、以前と同じ。

風通しも悪くならず、
雰囲気も、ほとんど変わらず~です。

古民家は、改修前から柱が見えているので、

そういう点は、なおしやすいです。

質問があれば、こちらから受け付けています~
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