2020年10月06日

東海市の建築設計事務所 空間工房 服部です。
主に、木造の新築住宅・リノベーション・リフォームの
設計監理の仕事をしています。
お客様から、直接依頼を頂くことが多い設計事務所です。
住宅専門の設計事務所の日々をお伝えしています。



今日は、耐震改修工事を
これから始める方の
補助金の申請書の提出に、市役所へ行ってきました。



市役所の無料耐震診断を受けられて、
耐震の評点が低かたっため、
リフォームの計画と合わせて補強をされる方の申請です。



この耐震改修補助金制度、
2020年度の場合

一例として、
東海市 : 100万円
知多市 : 120万円
半田市 : 140万円(市内の施工業者利用の場合) 
        
           等々

補強工事をされる方には、
コスト面で、けっこう助かる額の補助が受けられる制度です。

この制度は
愛知県の多くの市町村で、設けられています。

制度のポイントは、
耐震改修の補助金を使って耐震補強をする場合、



補強工事の前に申請する必要がある!


という点。


工事を終えてから、
「補強工事をしたので、補助金をください」といっても、
もらえませんので、ご注意くださいね。


また

耐震改修工事の完了時期や申請書類の受付時期が決められている

点も注意です。


つまり、年度初めや年度末にかかる場合、
好きな時期に工事が出来ないということ。



自治体によって違いがありますが
工事完了が
2月末あたりというところが多いです。




そして、この補助金申請に提出する書類、
各市町村により、多少の違いはありますが、
私の周りの地域(東海市・知多市・大府市・半田市・常滑市・東浦町 等々)では、

・申請書類
・委任状
・納税証明に関わる書類
・補強計画の図面
・耐震補強の計算書
・工事や設計の見積書
・無料耐震診断の結果報告書
・着工前の写真


など、
まとめると、厚さ1センチを超える書類の束になります。





こうして作成した申請書を提出すると、
市役所で審査を受けます。

審査の過程で、
質疑や修正事項があると
事務所に連絡が入りますので、
その対応も私たちの仕事です。


市役所の「OK」が出ないと
工事にかかれませんので、

工事着工の時期を頭に入れて
間に合うように動きます。


設計業務や申請書類の作成は、私たち設計者が行うので、
依頼主さんは、特に何かをすることはありません。

が、設計や書類作成・市役所での審査には、
それなりの時間が必要です。


特に、
審査の期間は、自治体によって、さまざまです。

早いところは、提出して
10日間ほどで、
工事にかかれるところもありますが、

長いところですと
審査に、1か月かかるところもありますので、
余裕をもって、
依頼されることをお勧めします~


この申請期間に、
工事に向けて、お住まいの片づけをされる方が多いです。











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