2020年12月05日

東海市の建築設計事務所 空間工房 服部です。
主に、木造の新築住宅・リノベーション・リフォームの
設計監理の仕事をしています。
お客様から、直接依頼を頂くことが多い設計事務所です。
住宅専門の設計事務所の日々をお伝えしています。




耐震補強を兼ねたリフォーム工事。


補強工事は、終了し、
仕上げ工事に入ってきています。


床は、カバ桜のフローリング張りです。

木目が大人しく、
個性的でない分、
何にでも合わせやすい材料で、個人的には、好きです ♡

色も、初めは白っぽく、
時間がたつと、
深みが増して、黄味がかった感じになっていきます。


事務所では、
カバ桜など、
広葉樹のフローリングを使う場合、

無垢のユニタイプのものを使っています。


「ユニタイプ」って何?


「ユニ」とは、フローリングの形状のことです~
1枚のフローリングの
長手方向に対して、いくつかのピースを継いでいるフローリング。

このフローリングの1枚の長さは、1.82m 
いくつかのピースをつないで、1.82mとなっています。



一方、
事務所で、
国産の杉やヒノキの
フローリングを使う場合は、
4mの長さの1枚の板を張っていきます。


下の写真のようなフローリング。

写真のように、
板が、長さ方向に対して、1枚で出来ています(ピースを継いでいない)。


大工さんが、フローリングを張るときに、
繋ぐところにだけに、ラインが入ります。

ユニに対して、
長手方向が、1枚の板のものを
ワンピースといいます。


上の写真のような形状が、「ワンピース」

ただ、
杉のフローリングの「ユニタイプ」を、私は聞いたことがなく・・・
(ワンピースということすら、意識していなかった・・・・)


逆に、
カバ桜のワンピースを、私は見たことがなく・・・・・
(あるのかな? もしあったとしても、価格がすごいかも・・・)


一口に、無垢のフローリングといっても、
色々ありますね~

今回、クライアントさんから、ご質問を頂き、説明不足を反省しました。







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