2021年11月20日




東海市の建築設計事務所 空間工房 服部です。
主に、木造住宅の新築、リノベーション、
耐震・断熱などの性能UPを兼ねたリフォームの
設計監理の仕事と
庭など小さな工事の仕事をしています。
お客様から、直接依頼を頂くことが多い設計事務所です。
住宅専門の設計事務所の日々をお伝えしています。


今日は、9月に現地調査をしてきたK様の
現地調査&耐震診断のご報告。
リノベーションか新築をご検討中とのことで、
行った耐震診断。

新耐震基準の建物です。

しかも公庫の基準で建てられた住宅で、
柱の金物も筋交いの金物も
取り付けられている建物です。
鉄筋も入っていると思われます。

旧耐震(昭和56年以前)の建物を多く診断している私にとっては、
「おぉ~すごい、金物がついている!」という感じでした。



昭和56年(1981年)以降の建物なので、
耐震壁の量は、現在の基準をみたしていると思われますが、
この時期は、
まだ、壁量のバランスや基礎、柱金物については、規定がない時代です。

そのため、診断の結果は、
残念ながら、よくありませんでした。


それでも、
旧耐震の建物に比べたら、
補強は、かなりやり易いと思います。




リノベーションか新築のご検討をされていましたが
やむをえない色々な事情で、
今は出来ないご様子でした。

今までに出会って
お仕事をさせて頂いた方々を
みていると
家づくりやリノベーションをする
機会やタイミングって、
やはりあると思います。


価値観の合う
お話しやすいご夫妻でしたので、
もし、将来、リノベーションなどされる時には
声をかけて頂けると嬉しいな~。


お気遣いいただき、
お菓子まで頂いてしまいました。


有難うございました!

© 2018 空間工房 服部