2023年04月27日



東海市の建築設計事務所 空間工房 服部です。
主に、木造住宅の新築、リノベーション、
耐震・断熱などの性能UPを兼ねたリフォームの
設計監理の仕事と
庭づくりや建具など小さな工事の仕事をしています。
お客様から、直接依頼を頂くことが多い設計事務所です。
住宅専門の設計事務所の日々をお伝えしています。





愛知県の昭和56年以前の木造住宅は、
屋根に土をのせて瓦を葺いているお家が多いです。

断熱材の無かったころは、
この方法も暑さを和らげたり、
瓦の下に水が浸入しても多少なら土が吸収して
雨漏りを防いだり
とメリットがあったと思います。

が、地震に対しては、
頭が重いので、デメリットしかありません。


そんなわけで、土ののった瓦屋根を葺き替えることで、
耐震補強になります。

今回は、土ののった瓦を
軽い鈑金の屋根に葺き替えることを
耐震補強の方法の一つに取り入れました。




土を下したところ~








土を下すと防水のための紙が現れます。
その下には、野地板という板が敷いてあります~






そこへ構造用合板を釘で留め付けていきます。
この時の釘の種類や間隔は大切!
構造用合板の下にある材料にしっかり留め付けることも大切!


ほんの小さなことですが
同じ工事でも、
このような配慮をすることで、丈夫な家になっていきます。



工事代金はほとんど変わらないので、
このあたりは、
弊社がはいる大きなメリット!


事前に大工さんと打ち合わせをして
今回もきちんと工事をして頂きました。


小さな配慮を積み重ねて、
より安全な家にしていきたい~と思われた方、


補強方法についてより詳しく知りたい方は


こちらからどうぞ

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