2020年02月04日

富木島の家 

床は樺桜のフローリングです。

上の写真は、

三つとも同じ樺桜ですが、

ランクが違います。

左から

無節 【節がなく、色も揃っている】

源平 【赤と白(濃い色の部分と白い部分)が混じっている】

節あり 【節がところどころにある】 

・ 

当然、

お値段も違いまして、

右へいくほどお値打ちになります。

見た目は違いますが、

触れた時の質感や

経年変化の感じは、

ほとんど変わりません~

調湿性能など、

木の性質も変わらないと思います。

(こちらは、調べたわけではないので、違っていたらゴメンナサイ)

空間をつくるときは、

「節の少ないほうが、雰囲気に合いそう・・・」とか

「ラフな雰囲気だから節があるほうがよさそう・・・」とか

その方の家にあったものを

イメージをしながら、

設計しています。

でも、基本的に、「木が好き!」

で、

私が大切に思うのは、

木の触感 

と 

木の経年変化(味がでるとか、言いますねー)

自然のものだから

すくこともあるし、

割れることもないとはいえない。

傷もつくし、

シミもつく

それでも、

無垢の木のフローリングに惹かれるのは、

やっぱり、

デメリットも含めて

生きている人間に近い感じがするからかも・・・

© 2018 空間工房 服部