2021年01月27日

東海市の建築設計事務所 空間工房 服部です。
主に、木造の新築住宅・リノベーション・リフォームの
設計監理の仕事をしています。
お客様から、直接依頼を頂くことが多い設計事務所です。
住宅専門の設計事務所の日々をお伝えしています。


知多市佐布里の家 クライアントさんのご厚意のもと、
無事、完成見学会のイベントも終了。

いよいよ、引渡しの日が近づいてきました。

頑張ってきた家づくりを、施主さんに引き継ぎます。



その前に、
設計者・施工者で、一通り確認をします。



私たち設計者は、完成見学会の時に、
時間が少しありましたので、
色々確認しました。

そこで、出てきたものを、施工者さんにお伝えして、
今週中に、手直しを行います。



完成見学会は、これから家を造ろうという方への
イベントですが、

私たち設計者の勉強の場でもあります。


自分たちで設計した空間に身を置き、丁寧に確認すると
色々な発見、改良点などが見つかります。


今回の1つの大きな発見は、

「木の空間の柔らかさと光について~」

反射光によって廊下の明るさを確保しているのですが、


片側は、居室の床(カバ桜のフローリング)などに反射した光


もう一方は、
トップライトから、塗装クロスに反射した光。

クロスが、白っぽいため、
トップライト側の光の方が、青っぽく冷たい感じに見えます。

写真では、わかりづらいです・・・・


暖かい雰囲気にしたい方は、木をうまく使うと
部屋の空気感が、優しくなります。

逆に、
キリっとした空間にしたい時は、
クールな色を使う。


写真とかではなく、
実際の空間で対比が出来、実感&勉強になりました。

© 2018 空間工房 服部