2021年12月01日



東海市の建築設計事務所 空間工房 服部です。
主に、木造住宅の新築、リノベーション、
耐震・断熱などの性能UPを兼ねたリフォームの
設計監理の仕事と
庭づくりや建具など小さな工事の仕事をしています。
お客様から、直接依頼を頂くことが多い設計事務所です。
住宅専門の設計事務所の日々をお伝えしています。


 





12月に入り、
我が家の柊の花も、そろそろ終わりに近づいてきました。


濃い緑の葉に、白い花が、映えます。


顔を近づけると、
トゲトゲの葉と違って、
優しい甘い香りがします。



我が家では、先代の頃からの名残で、鬼門には、柊を植えています。
なんとなく、安心感があります。


南天やヒイラギを鬼門の方角に植えると
魔除けの力があるといわれています。


鬼門は、方角でいうと北東です。




現在は、トイレやキッチンなど、
水周りの機器の発達で、
昔ほど神経質に考えなくてもよいかもしれませんが、

クライアントさんから、
特に希望が出ない場合でも、
設計するときは、
私は、玄関・トイレだけは、
鬼門・裏鬼門を外すようにしています。


やはり、家をつくって幸せになってもらいたいな~という
気持ちから、
心配事は、なるべく減らしておきたいという思いからです。


ただ、風水・鬼門などを
突き詰めすぎると
今度は、プランの制約が多くなりすぎて
使いにくい・暮らしにくいプランになってしまいます。

そうなっては、
今度は、何のための家づくり・・・かということになると思うので、
バランスは大切。

クリスマス・節分にも、
この柊の枝を少し玄関に飾ります。

© 2018 空間工房 服部