2023年04月05日




東海市の建築設計事務所 空間工房 服部です。
主に、木造住宅の新築、リノベーション、
耐震・断熱などの性能UPを兼ねたリフォームの
設計監理の仕事と
庭づくりや建具など小さな工事の仕事をしています。
お客様から、直接依頼を頂くことが多い設計事務所です。
住宅専門の設計事務所の日々をお伝えしています。



桜が真っ盛りです~




「心と体があったかくなる小さな住処」 の企画


今までの家づくりへの想いをベースに、よりブラッシュアップする形で進めています。
今回は、断熱の性能や気密について。


何年か前まで、
私は、断熱性能や気密構造について、
「そこまで気にしなくても良いのではないかな~」と
考えていました。

なぜかというと、
建物は現場で人の手でつくっていくので、
どんなに気を付けてつくっても、工業製品のように完璧には出来ない。

だから、

「何か起こっても対応しやすい形」
「理にかなった形」

を選択してするようにしています。

そう考えて設計をすると
昔ながらの造り方のほうが、心配の度合いが下がります。

そんな点から
気密・断熱については、必要性は感じながらも
少し引いていたところがありました。



何年か前に、
エネルギー消費と断熱・気密が
深くかかわっていることを知りました。





「地球環境への負荷が小さな家をつくっていきたい!」



その想いで設計をしてきたのに、
断熱や気密について、ゆるい設計では、
ダメではないか・・・・

気持ちよく暮らせることと
環境への負荷も考えて

自然の素材や
環境負荷の小さな素材を採用してきたけれど、

エネルギーをどんどん使う燃費の悪い家では、良くない!


と気づいてから、
勉強をして
積極的に設計に取り入れていくようになりました。

そして、この気密・断熱性能の高い家は、
温度変化が小さくなるので
心地よく暮らせ、健康にも良いことがわかってきました。

環境負荷の小さいことは大事ですが
暮らし心地が良くなる!ということが
積極的に取り組み始めた大きな要因の一つでもあります。




健康とのかかわりについて書いた過去のブログは

こちらです



断熱・気密の
基本的なことは、もちろん勉強をしてやっていますが、
始めの方に書いたように、
「昔ながらの家づくり」と同じようにはいきません。

「初めて」のことも、あります。

でも、これは、よいチャレンジだと思っています。

お花見の季節、この桜を、これから先も楽しめるように~
そんな想いでのチャレンジです。



心地よい・人に馴染む素材を使って、
家を建てよう・リノベーションしようとご検討中で、


断熱や気密について、
「よくわからない」「どうなんだろう?」と思われる方は、
下記より、お問い合わせください。私でわかることでしたらお答えしていきます。


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