2020年02月21日

今まで住まわれていた先代さんから、

引き継がれた築100年近い民家。

引き継いだ方は、

現在、住んでいる家があり

この建物を、どうしようか? 改修しようか?

とのご相談があり、実際の建物を見に行ってきました。

ぱっと見た感じでは、

改修すれば、十分使えそうな感じを受けました。

うまく改修できれば、

現在の新築では、出せない雰囲気になること

間違いなし!

珍しい、引き戸もありました。

閉めた状態

無双窓(むそうまど)が組み込んである戸です。

動くところが、2枚になっていて、

横にスライドさせて、開けたり・閉めたり・・・

開けた状態

この仕組み、伝統的なもの。

古民家の欄間とかに、時々見かけます。

改修すれば、

このような戸も、どこかに組み込んで~

と夢は広がりますが、

なにぶん、面積が大きく、改修するには、

それなりの金額がかかります・・・・

なおそうか、

壊そうか、

決めかねている場合は、

まず、

建物の状態をきちんと把握することが、第一歩。

建物の状態を把握すれば、

どんな風にできるか?

また、

できないか?

が分かってきます。

まだ、

役所の行っている「無料耐震診断」を

受けられていないとのことでしたので、

「まず、それを、受けてみては」と

アドバイス。

無料ですし、 はじめの一歩向きです!

改修できるといいなぁと

思いながら帰途につきました。

今回の相談パターンとは少し違いますが

新築するか、大改修するか迷われている方向けの情報は

こちらです~

© 2018 空間工房 服部