2020年07月27日



東海市の建築設計事務所 空間工房 服部です。
主に、木造の新築住宅・リノベーション・リフォームの
設計監理の仕事をしています。
お客様から、直接依頼を頂くことが多い設計事務所です。
住宅専門の設計事務所の日々をお伝えしています。


知多市佐布里の家、基礎の鉄筋が出来上がりました。

監督さん、基礎屋さんと日程を合わせて~
配筋検査を行ってきました。

信頼している基礎屋さんにお願いした今回の現場は、
さすが! きれいに出来上がっていました。

基礎屋さんとは、今後の設計へのフィードバックも兼ねて、
色々施工で難しかったところなど、伺いました。

空間工房服部では、監理業務(※1)に力を入れています。
そのなかでも、
基礎の配筋検査は、重要度の高い業務の一つです。

なぜなら、
コンクリートを打つと隠れてしまう部分で、
しかも
家の荷重を支えるなど、
重要な構造だから。



(※1) 監理業務とは、
「図面の通りに出来ているか」を
現場で確認する業務のことで、
工事の工程や品質管理・・・・「施工管理」と区別して、
皿のつく監の字を使います。

空間工房服部では、
上記のことに加えて
「図面に表現されないような部分で、問題はないか」など
細かい内容の確認や
今後の設計をよりよくするためにも
監理業務を大切にしています。

この監理業務、
設計施工で依頼した場合は、
監理者でなく、
施工管理を担当する現場監督さんがされているケースを
しばしば見かけます。

もちろん、現場監督さんが
きちんと見ていて、
何かあれば、設計監理者に確認する体制であれば
問題ないですが、

職人さんにお任せのままで、
工事が進んでいくのは、あぶないと、
私は思います。


注意して作っていても、
人間、間違えることってありますし、

技術の進歩や新しい知見などが入り
家づくりも、細かいところで、色々変わっていくこの頃です。


設計監理者と施工者が
緊張感をもちながらも、
クライアントさんに
喜んでいただける家を
一緒につくっていく~~~


きちんとした家を造るのはもちろんですが、

そんなチームワークを
しっかり持って造られた家は、
暮らしたときの満足感が
なにか違うような気がします。

我が家のリノベーションで、
職人さんたちが頑張ってくれて
日々幸せを感じている私は、
上手く伝えられないけれど、
そんな感じがしています~


知多市佐布里の家 前回ブログはこちら

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