2020年10月09日

東海市の建築設計事務所 空間工房 服部です。
主に、木造の新築住宅・リノベーション・リフォームの
設計監理の仕事をしています。
お客様から、直接依頼を頂くことが多い設計事務所です。
住宅専門の設計事務所の日々をお伝えしています。


2階の一部屋(洋室)で、耐震補強をしながら
納戸にしました。

納戸ということで、仕上げは、ラフに。
壁・天井は、ヒノキの合板張りの仕上げです。


壁・天井全面、ヒノキ合板は、初めてですが
木の箱みたいになりました ♪
なかなか面白い空間 ♬
仕事の丁寧さも、効いています。

解体時に、柱が傷ついてしまったところを
大工さんが、埋木(うめき)で補修。
ワンポイントになっています~

写真の下方に見える細い溝は、
改修前の壁のベニヤ板がおさまっていた部分です。

この柱は、工事前は、
一面しか見えなかったので、
色ムラや
釘の穴、
ベニヤ板のシャクリなどがありますが、

大工さんが、
全体にペーパーをかけて下さり、まとまった感じに。

色ムラ・釘穴などは、
無理になおすよりも、
目立つ位置でもないので
これも、
「家の歴史」という見方をしてもらえれば、
おもしろいのではないかと、思います~





床の養生を外して、清掃したら、完成です。

施主さんと検査をして、
まずは、2階だけ引き渡しです。

その後、この部屋へ荷物を運んで頂き、
次は、1階の補強工事へ進みます。



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