2022年02月28日



東海市の建築設計事務所 空間工房 服部です。
主に、木造住宅の新築、リノベーション、
耐震・断熱などの性能UPを兼ねたリフォームの
設計監理の仕事と
庭づくりや建具など小さな工事の仕事をしています。
お客様から、直接依頼を頂くことが多い設計事務所です。
住宅専門の設計事務所の日々をお伝えしています。




先日、「ある会報誌の構成段階の紙面をつくる」というお手伝いをしました。
仕事ではないです~


私が、たたき台をつくり、
メンバー4人の意見を聴きながら、まとめました。



おもしろかったのは、
「みんな気にするところが異なる」
いうこと。


私がどうかな~と思っていたところは、
全く指摘が出ず、

逆に、
うまくいったかな~と思ったところに、
意見が出たり・・・


それぞれ、紙面を見る時の
視点って、
ここまで違うんだ~ということに、
気づかされました。





私も含めて
グラフィックデザインのプロは一人もいなくて、
それぞれの視点の違いが、面白かったです。


最終的には、担当の私が決めて、
印刷屋さんのデザイナーさんに
引き継ぎました。


ここからは、プロの方が
きれいに、調整してまとめてくれました。

今回は、グラフィックデザインの
たたき台の作成でしたが


空間のデザインも、
色々な人の意見を聴いたら、
みんな視点が違うのだろうと思います。


住宅の設計を依頼された場合は、
設計者である私が責任もって、
デザインしていくわけですが、

依頼主さんのヒアリングは、
やはり重要だ!と思うと同時に、



依頼する方も、
自分の好みと
設計者の好みが
同じ方向を向いているか?
という点は、
きちんと確認されることをお勧めします。


人の視点って、全然違います。
どちらが良い・悪いということではないですよ~

一方で
設計者の自分にはない発想を楽しむ家づくりも
「あり」だと思います。


空間工房服部としては、
根っこの部分があまりにも違うと、
厳しいような気もしますが・・・






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