2023年01月12日

東海市の建築設計事務所 空間工房 服部です。
主に、木造住宅の新築、リノベーション、
耐震・断熱などの性能UPを兼ねたリフォームの
設計監理の仕事と
庭づくりや建具など小さな工事の仕事をしています。
お客様から、直接依頼を頂くことが多い設計事務所です。
住宅専門の設計事務所の日々をお伝えしています。



昨年から、少しづつ案を温めていた事務所の企画

「心と体があったかくなる小さな住処」

まだ、こんな感じでいきたいな~と
ざっくり案がまとまったところですが、


これからは、実際の形にすべく動いていきます。

そして今年は、今まで通りの
日々の仕事を発信に加えて、

この「心と体があったかくなる小さな住処」の企画についても
しっかり発信していきます。


今日は、
その企画で使いたいと考えている
「木繊維の断熱材」の施工現場を見せてもらってきました。

シュタイコゼル の袋詰めーーー


これをバラバラにして機械にいれて、
吹き込んでいきます。



吹き込んだものが少しこぼれていました。



木繊維の断熱材が良いと思うのは、

「木の家設計・デザイン」の空間工房 服部としては、
断熱材も木でいきたい!
という
単純な理由だけではありませんよ~


この断熱材は、
断熱性能は、グラスウールなど一般的に使われている
断熱材と性能は、見劣りしない程度ですが、


大きな違いは、熱容量です。

熱容量が大きい断熱材は、
夏の暑さに対して力を発揮します。


日中は、

外の暑さを断熱材が吸収し、室内へ届けないよう働き、

夜、多少涼しくなった時に、その熱を外部へ放出する

そんなイメージです。


熱容量が大きいと
日中の外部の暑さが室内に届きにくくなります。


それと
基本、素材が木なので
地球環境への負荷も小さく
施工をする職人さんの健康にもよいところも気に入っています。

安全性の証明もあるようです

イケダコーポレーションさんHPより抜粋





詳しくは イケダコーポレーションさんのHPに詳しくあります

↓↓

https://mokudannetsu.com/

施工現場では、壁への吹込みが着々と

小さな吹込みの穴から、木繊維が見えていますね。この穴はこれから塞ぎます。

吹き込んだところを触ると、結構硬かったです。
吹込みの断熱材は、沈下が心配なので、しっかり詰まっていることは重要な要素です。







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