2020年07月03日

解体時に、今までの家の思い出とともに、

何か新しい家に使えるものがあればと思い、残した

今は、もう解体されて無くなってしまった

もとの家の床の間の板

材料は、栃(トチ)です。

(大工さんに教えてもらいました)

その時のブログは、こちら 

工場に持ち帰って、

洗ってくださり、埃などの汚れが落ち、

さっぱりきれいになっていました。

仏壇を置く台

その前の部分の床(踏み込み部分)に使う予定です。

「大工さんが、ここを、こんな風に使おうかと考えています」と

説明を受けて~

板は、まだ洗っただけなので、

ここから、表面を削って、もう少し、新しい感じに仕上げていきます。

今まで使われたいたものが、

プロの手によって、

新しい家に、違和感なく使われていく・・・

なんだか、嬉しいです。

木も大工さんもすごいなぁと

毎回、思います。

設計者として、

何か、少しでも

今まで使ってこられた方の想いや

家を造られた方の想いを

つないでいけるようなデザインを

心がけています。

気持ちや想いが込められた場所で

日々暮らせることって、

そこに住まう人にとって、

幸せなことだなぁと思います。

これは、自分の家をリノベーションした実感です~

© 2018 空間工房 服部