】木を使ったデザインリフォーム

退院され、自宅療養されるご家族のために、浴室、洗面空間をリフォームしました。

既存の浴室部分での改修を試みましたが、上手く納まらなかったため、
隣接する土間空間に、浴室・洗面を新たに造る形をとりました。

  • 将来、車椅子になる可能性もあるため、寝室から車庫まで一直線となる動線を作り、介護が少しでも楽に出来るよう配慮しました。(写真左)

    室内から土間に下りる部分は、昇降機が付けられるようスペースを空けています。(写真右)

  • 寝室から洗面・浴室・土間まで、一人で移動できるよう、ケアマネさんとも打ち合わせ、手摺を設けています。

    安全性、握った時の心地も良いよう、検討しています。(写真左)

    「手摺が必要な人も、そうでない人も、気持ちよく使える」を目標に「いかにも取りつけました!」という感じが出ないよう、デザインに心掛けました。

    洗面室の収納のところにも、手摺!(写真右)

  • 将来、車いすになった場合のことを考えてバリアフリー仕様の洗面器を選定し、洗面カウンターの下は開放です。

    洗面カウンターの下を開放する形は、掃除がしやすくゆとりのある洗面室になるので、 バリアフリーでない場合でも採用しています。

    右側壁面を全面収納にして、上部に間接光を埋め込みました。

© 2018 空間工房 服部